2月11日は**「建国記念の日」**。日本の歴史や伝統文化に思いを馳せるこの日に、私たちの食文化も振り返ってみましょう!
建国記念の日とは、日本の建国を祝う日であり、**「日本という国が成立したことを記念する日」**とされています。由来は、初代天皇である神武天皇が即位したとされる日(旧暦の1月1日)を新暦に換算し、2月11日と定めたことにあります。
この機会に、日本の伝統食のひとつとして親しまれてきた馬肉に注目してみましょう。
馬肉の歴史と日本の食文化
馬肉が日本の食文化に根付いたのは、戦国時代や江戸時代にまで遡ります。戦国武将たちは、戦の合間に馬肉を食べて体力をつけていたとも言われています。また、江戸時代には「薬食い(くすりぐい)」として重宝され、滋養食として庶民にも広がりました。
特に熊本では、馬肉は「さくら肉」として親しまれ、現在でも郷土料理の一つになっています。信州(長野県)でも、すき焼きや味噌煮込みに馬肉が使われるなど、日本各地で受け継がれる伝統の食材です。
では、現代の食卓に合う馬肉料理を試してみませんか?今回は、馬のこま切れを使った新しい和食メニューをご紹介します。
新レシピ:馬肉と根菜の甘辛炒め
**こま切れ馬肉と、和の食材を組み合わせた「甘辛炒め」**は、ご飯が進む一品です。シンプルな調理で作れるので、忙しい日にもぴったり!
🌿 材料(2人前)
- 馬肉(こま切れ) … 200g
- ごぼう … 1/2本(ささがき)
- にんじん … 1/2本(千切り)
- 玉ねぎ … 1/2個(薄切り)
- 醤油 … 大さじ2
- みりん … 大さじ1
- 砂糖 … 大さじ1
- 酒 … 大さじ1
- 生姜(すりおろし) … 小さじ1
- ごま油 … 小さじ2
- 白ごま … 適量
- 七味唐辛子 … お好みで
🍳 作り方
- 下準備
- ごぼうは水にさらしてアク抜きをする。
- 馬肉のこま切れに酒(分量外)をふっておくと、臭みが抑えられる。
- 炒める
- フライパンにごま油を熱し、生姜を炒めて香りを立たせる。
- 馬肉を入れ、軽く焼き色がつくまで炒める。
- ごぼう、にんじん、玉ねぎを加え、しんなりするまで炒める。
- 味付けする
- 醤油・みりん・砂糖・酒を加え、全体に絡めながら炒める。
- 照りが出るまで炒めたら火を止め、白ごまをふる。
- 仕上げ
- お皿に盛り、お好みで七味唐辛子をふって完成!
- 温かいご飯にのせて「丼ぶり」にするのもおすすめ。
馬肉の新しい食べ方を楽しもう!
建国記念の日に、日本の伝統食に目を向けるのはとても意義深いこと。馬肉もまた、古くから日本の食文化に根付いてきた食材のひとつです。
今回ご紹介した**「馬肉と根菜の甘辛炒め」**は、現代の食卓にもなじみやすく、手軽に作れるメニューです。栄養価も高く、普段の食事にも取り入れやすい一品。
馬刺し専門 若丸では、こま切れ馬肉をはじめ、様々な馬肉商品を取り揃えています。ぜひ、日本の伝統食材として、馬肉をお楽しみください!